BMWの4人乗りオープンカーは「開放感」+「利便性」!主要モデルを解説 ※2025年版

オープンカーと聞くと、ほとんどの方が2人乗りのスポーツタイプをイメージされると思います。

2人乗りの車は、ソロでのドライブや恋人とのデートに最適ですが、後席を備えた4人乗りの車と比べると、どうしても実用面が劣りがちです。

4人乗りであれば、後席に人を乗せられるのはもちろん、ちょっとした荷物ならすぐに収納可能。実用面も優れているため、カーライフの幅が広がります。

そこで今回は、BMWで展開されている「カブリオレ」と呼ばれる4人乗りオープンカーを紹介します。

※Shonan/Toto BMWの各店舗では、現行オープンモデルの展示・試乗を行っております。

店舗によっては展示を行っていないモデルもございますが、あらかじめご予約いただければ、可能な限り手配をさせていただきます。

実車確認や試乗をご希望の方は、下記の専用フォームよりお申し込みください。

Shonan / Toto BMW 試乗申込み

 

日本では4人乗りオープンカー自体が珍しい?

現在日本で販売されているオープンカーは「マツダ ロードスター」「ダイハツ コペン」「レクサス LC500 コンバーチブル」などといった限られたモデルとなります。

その中で4人乗りオープンカーとして販売されているのは「レクサス LC500 コンバーチブル」のみ。(2025年11月時点)

一方、輸入車に目を向けると「メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ」「ポルシェ911 カブリオレ」「シボレー カマロ コンバーチブル」などといった、様々なモデルがラインアップされています。

もちろんこれらの輸入車は、実用性を備えたオープンモデルとして日本でも高い人気があります。

「オープンカー」の呼び方は日本だけ?

実は私達が普段から使っている「オープンカー」という言葉は和製英語。海外で「オープンカー」と言うと、首を傾げられてしまうことがあります。

海外では一般的に「コンバーチブル」「カブリオレ」「ロードスター」「スパイダー」などといった呼び名が使われています。

  • オープンカー・・・和製英語(open + car)
  • コンバーチブル・・・英語(convertible=変えられる、改造できる)
  • カブリオレ・・・フランス / ドイツ語(convertible(仏) / KCabriolett(独)=屋根が開閉できる幌馬車)
  • ロードスター/スパイダー・・・オープンタイプのスポーツカーの呼び方

BMWはドイツの自動車メーカーであるため、基本的にはオープンモデルのことを「カブリオレ」と呼んでいます。また、2シーターのモデルは「ロードスター」と呼んでいます。

ちなみにBMW MINIは、先祖の「ローバー Mini」がイギリスのメーカーだったため、英語圏での呼び名「コンバーチブル」が使われています。

 

4人乗りオープンカーのメリット

ここからは、4人乗りオープンカーのメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます。

まずはメリットを見ていきましょう。

①家族や友達を乗せて開放的なドライブが楽しめる

オープンカーのメリットとして真っ先にあげられるのが、開放感、爽快感を感じて走れることではないでしょうか。

BMWのオープンカーは、ボタン操作ひとつであっという間にルーフが収納可能。お好きな時に開放感のあるドライブをお楽しみいただけます。しかも4人乗りのオープンカーなら、後席にお子様や友人を乗せてドライブすることも可能です。

最近はサンルーフ仕様の車も増えてきていますが、やはりルーフ全体を開くことができるオープンカーの開放感は段違い。お子様にとっても、オープンカーでのドライブが一生の思い出となるはずです。

②高級感のあるデザインで所有欲も満たされる

4人乗りオープンカーの多くは、セダンやクーペのモデルをベースにしているため、高い質感や存在感があります。この上品な雰囲気は、2人乗りのオープンカーではなかなか生み出せません。

しかもBMWのオープンカーに採用されている専用のソフトトップは、陽の当たり方によって微妙に色彩が変化する素材が使われています。

ルーフを閉じても、美しいボディラインが保てるような形状なのもポイントです。駐車しているだけで十分絵になり、所有欲を存分に満たしてくれます。

③後席を収納スペースとして活用できる

4人乗りオープンカーであれば、ちょっとした荷物を直接後席に乗せられます。

しかもBMWの4人乗りオープンカーは、後席とトランクルルームが一体のトランクスルー機構であるため、後席を畳むと収納能力が一気に拡大します。

大きめのキャリーケースもそのまま収納できるため、出張や旅行に出かける方にもおすすめです。

 

4人乗りオープンカーのデメリット

続いて、4人乗りオープンカーのデメリットを見ていきましょう。

①ホコリや排気ガスなどの外的影響を受けやすい

オープンカーは開放感が味わえる反面、どうしても道路上を漂うホコリや排気ガスの影響を受けてしまいます。

また、雨の影響も避けられません。最近のオープンカーは走行中でもルーフの開閉が行えますが、突然の雨で開閉動作が間に合わず車内が濡れてしまった、なんてこともありえます。

BMWのオープンカーの場合、車内の質感が高いがゆえに、気軽にオープン状態にできないという方もいらっしゃるかもしれません。

交通量の多い道路を走る時や、天候が怪しいと思った時は、割り切ってクローズド状態でドライブすることをおすすめします。

ちなみにBMWに付属しているデジタルアプリ「BMWコネクテッド・ドライブ」には、渋滞情報の把握機能や天気予報機能も備わっています。

②新車価格は若干高め

オープンカーは専用のソフトトップが装着されていたり、剛性の高いボディ構造をしていたりするため、ベースモデルと比べて値段が高くなりがちです。

BMW 4シリーズの場合、

  • 420i M Sport・・・84万円高
  • M440i xDrive・・・78万円高

BMW 8シリーズの場合だと、

  • 840i・・・102万円高
  • M850i xDrive・・・122万円高

となります。

③セダンやクーペと比べると収納能力が劣りがち

4人乗りのオープンカーの収納能力は、ベースモデルのセダンやクーペと比べると狭くなります。

これは帆の収納スペースを確保するために、後席のスペースを犠牲にせざるを得ないからです。もちろん後席に人を乗せると、収納スペースはトランクルームのみになります。

車に荷物を乗せる機会の多い方は、購入前に収納能力を入念に確認しておくことをおすすめします。

 

ソフトトップとハードトップの違い

オープンカーのルーフは、布やビニール製のソフトトップと、金属や樹脂製のハードトップの2種類があります。

ソフトトップは軽量でコンパクトに収納できる特徴があります。一方で強度が低く、外部からの衝撃に弱くなります。また、遮熱性や保温性がハードトップよりも低く、気温の変化を受けやすい傾向もあります。

ハードトップは文字通り強度が優れているのが一番の特徴です。ルーフを閉じた状態であれば車全体の剛性も高まります。遮熱性や保温性も優れているため、気温の影響を大きく受ける心配はありません。

一方で、ハードトップは構造上重くなりがちで、ソフトトップのようにコンパクトに収納できない欠点があります。

現在のBMWのオープンカーには、ソフトトップが採用されています。

一時期は2シーターの「Z3」や「Z4」にハードトップが採用されていましたが、利便性や車体の軽量化、コストなどの観点から、ソフトトップに統一されました。

 

BMWの4人乗りオープンカー

現行モデルとして発売されているBMWの4人乗りオープンカーは、次の通りとなります。※2025年11月時点の情報です。

  • 4シリーズ カブリオレ
  • M4 カブリオレ
  • 8シリーズ カブリオレ
  • BMW MINI コンバーチブル

過去には1〜3シリーズ、6シリーズにもそれぞれオープンモデルがラインナップされていましたが、現在は4、8シリーズのクーペと、BMW MINIにラインナップされています。

4シリーズ カブリオレ

BMWを代表するミドルクラスクーペ、4シリーズのオープンモデルです。

日本では4人乗りの2ドアモデル自体が珍しいですが、こちらはさらにオープン仕様と大変希少なモデルです。

ベースモデルがスポーツクーペの4シリーズであるため、加速やハンドリング性能は申し分ありません。

シートは高級感のあるレザー製ですが、横Gが掛かってもしっかり身体を支えてくれるバケット形状をしています。

また、オプションとして後席に備える「ウィンドディフレクター」も設定されており、2シーターのオープンモデルとしても楽しめます。

現在の4シリーズカブリオレには、ベーシックモデル「420i M Sport」と、Mスポーツモデルの「M440i xDrive」の2種類が設定されています。

ビジュアル、走行性能、希少性、全てがバランスした理想の4人乗りスポーツカーと言えるでしょう。

関連記事>>【BMW 4シリーズ】歴代モデルの特徴や変遷、現行ラインナップを紹介

モデル 420i M Sport M440i xDrive
全長×全幅×全高(mm) 4,775×1,850×1,395 4,775×1,850×1,395
ホイールベース(mm) 2,850 2,850
乗車定員(人) 4 4
ラゲッジ容量(L) 300(385※非オープン時) 300(385※非オープン時)
エンジンの種類 直列4気筒DOHCガソリン+ターボ 直列6気筒DOHCガソリン+ターボ
排気量(cc) 1,998 2,997
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 135〔184〕/ 5,000 285〔387〕/ 5,800
最大トルク(Nm/rpm) 300 / 1,350­4,000 500 / 1,800­5,000
WLTCモード燃費(km/L) 13.1 11.1
車両本体価格 810万円〜 1,214万円〜

M4 カブリオレ

4シリーズのパフォーマンスグレード「Mモデル」にもオープンモデルが設定されています。

こちらは「M4 クーペ」がベースということで、サーキットでも十分に通用するポテンシャルを秘めています。

基本デザインは4シリーズカブリオレと通ずるところがありますが、M4カブリオレには、レーシングカー譲りのパーツが使われています。

バンパーやサイドスカートは空力を考慮した形状。シートやステアリングもレーシングカーを彷彿とさせるデザインをしています。

また、M4カブリオレには、サーキット走行に特化した走行モード「トラック」モードを設定。ターボのブースト圧やタイヤの内圧・温度がリアルタイムで確認できます。

M4カブリオレのグレードは「M4 Competition M xDrive」の1種類のみとなります。走りに妥協したくない方は、ぜひハイスペックなM4 カブリオレをご検討ください。

関連記事>>【BMW Mモデル】歴史や特徴、全モデルのラインナップを紹介

モデル M4 Competition M xDrive
全長×全幅×全高(mm) 4,805×1,885×1,400
ホイールベース(mm) 2,855
乗車定員(人) 4
ラゲッジ容量(L) 300(385※非オープン時)
エンジンの種類 直列6気筒DOHCガソリン+ターボ
排気量(cc) 2,992
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 390〔530〕/6,250
最大トルク(Nm/rpm) 650 / 2,750-5,730
0-100km/h加速(秒) 3.7
WLTCモード燃費(km/L) 9.6
車両本体価格 1,594万円

8シリーズ カブリオレ

BMWの最高級オープンクーペです。圧倒的な存在感を放つ8シリーズをオープン状態で乗るという、最高に贅沢な体験ができるモデルです。

専用設計のソフトトップは、極限まで寝かされたフロントウインドウのラインを崩すことなく見事に調和しています。ちなみにルーフは時速50km/h以下であれば、約15秒で開閉可能です。

8シリーズ カブリオレは、直列6気筒エンジン+ツインターボを搭載する「840i カブリオレ」と、V型8気筒エンジン+ツインターボを搭載するスポーツモデル「M850i xDrive カブリオレ」がラインナップされています。

※8シリーズの国内仕様は2024年6月をもって生産を終了しています。

 関連記事>>【BMW 8シリーズ】歴代モデルの特徴や変遷、現行ラインナップを紹介

モデル 840i(Exclusive / M Sport) M850i xDrive
全長×全幅×全高(mm) 4,855×1,900×1,345 4,855×1,900×1,345
ホイールベース(mm) 2,820 2,820
乗車定員(人) 4 4
ラゲッジ容量(L) 280(­350※オープン時) 280(­350※非オープン時)
エンジンの種類 直列6気筒DOHCガソリン+ターボ V型8気筒DOHCガソリン+ターボ
排気量(cc) 2,997 4,394
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 250〔340〕/ 5,000 390〔530〕/ 5,500
最大トルク(Nm/rpm) 500〔51.0〕/ 1,600­4,500 750〔76.5〕/ 1,800­4,600
WLTCモード燃費(km/L) 11.0 8.4
車両本体価格 1,460万円〜 1,960万円〜

BMW MINI コンバーチブル

BMWの4人乗りオープンモデルとして忘れてならないのが、MINI コンバーチブルです。現在のMINIは「BMW MINI」として展開されているため、こちらでご紹介させていただきます。

BMW MINI コンバーチブルは、3ドアMINIがベースのオープンモデルです。

もともと室内の広さに定評のあるハッチバックモデルをベースにしているため、使い勝手や収納能力は高めです。

BMW MINI コンバーチブルは、2024年に新型が登場しており、現在は3種類のグレードが展開されています。

ベーシックモデルの「COOPER C」、スポーツグレードの「COOPER S」、そして専用チューニングモデルの「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」が設定されています。

コンパクトで運転しやすく、オープンカーの中では比較的手に入れやすいモデルとなっています。気軽に楽しめるオープンカーをお探しの方は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょう。

※BMW MINIはToto MINIの各店舗で取り扱っております。

関連記事>>新型MINIコンバーチブル(F67)の魅力は?変更点や各グレードを解説

モデル COOPER C COOPER S JCW
全長×全幅×全高(mm) 3,880×1,745×1,435 3,880×1,745×1,435 3,880×1,745×1,435
ホイールベース(mm) 2,495 2,495 2,495
乗車定員(人) 4 4 4
ラゲッジ容量(L) 215(665※後席収納時) 215(665※後席収納時) 215(665※後席収納時)
エンジンの種類 直列4気筒DOHCガソリン+ターボ 直列4気筒DOHCガソリン+ターボ 直列4気筒DOHCガソリン+ターボ
排気量(cc) 1,998 1,998 1,998
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 120〔163〕/ 5,000 150〔204〕/ 5,000 170〔231〕/ 5,000
最大トルク(Nm/rpm) 250 / 1,520-4,400 300 / 1,450-4,500 380 / 1,500-4,000
WLTCモード燃費(km/L) 14.5 14.6 14.0
車両本体価格 464万円〜 514万円〜 585万円〜

BMWの2人乗りオープンカー

BMWの2人乗りのオープンカーもご紹介します。

代表的なモデルは、以下の3種類となります。

  • Z4
  • Z3 ※2002年に生産終了
  • i8 ロードスター ※2020年に生産終了

Zシリーズは、BMWの2シーターオープンモデルです。

1990年代〜2000年代前半にかけてコンパクト2シータースポーツ「Z3」が一世を風靡していましたが、現在はこの後継モデル「Z4」が販売されています。

また、BMW初のプラグインハイブリッドスポーツとして登場した「i8」にも、オープンモデルがラインナップされています。

Z4

BMWらしい美しいボディデザインと、純粋なスポーツカーとして楽しめるハンドリング性能を持ち合わせたモデルです。

先代の「Z3」はマツダ「ロードスター」のようなコンパクトさが売りでしたが、「Z4」はさらに一回り大きくなって登場。これまで定評のあったクイックなハンドリング特性を犠牲にする代わりに、ゆったりドライブが楽しめる車に進化しています。

電動ソフトトップは、ほかのBMWのオープンモデルと同様に時速50km/h以下であれば約10秒で開閉可能。気軽に思い立った時にオープン状態がお楽しみただけます。

乗車位置が非常に低く、レーシングカーに乗っているような感覚でドライブいただけます。

ドライビング・アシストも充実しているため、初めてオープンモデルをお選びいただく方にもおすすめです。

関連記事>>【BMW Zシリーズ】歴代モデルの特徴や変遷、現行ラインナップを紹介

モデル Z4 sDrive20i M Sport Z4 M40i
全長×全幅×全高(mm) 4,335×1,865×1,305 4,335×1,865×1,305
ホイールベース(mm) 2,470 2,470
乗車定員(人) 2 2
ラゲッジ容量(L) 281 281
エンジンの種類 直列4気筒DOHCガソリン+ターボ 直列6気筒DOHCガソリン+ターボ
排気量(cc) 1,998 2,997
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 145〔197〕/ 4,500 285〔387〕/ 5,800
最大トルク(Nm/rpm) 320 / 1,450-4,200 500 / 1,800-5,000
WLTCモード燃費(km/L) 14.1 12.2
車両本体価格 814万円〜 984万円〜

Z3

1995年〜2002年まで発売されていた、BMWの2シーターコンパクトスポーツモデルです。

当時はマツダ「ユーノスロードスター」が世界的にヒットすると、それを追うように次々と自動車メーカーがオープンモデル市場に参入を始めます。

アウディ「TTクーペロードスター」やトヨタ「MR-S」などといった、ライバル車の並居る市場に「Z3」を投入すると、斬新なデザインと比較的手に入りやすい価格から、すぐに人気モデルの仲間入りを果たします。

”ピエロの靴”と言われた超ロングノーズ、ショートデッキ。そして当時の3シリーズのフロントマスクに、フロントフェンダーに設けられた4連サメエラダクトの組み合わせ。この斬新なデザインを担当したのは、なんと日本人のデザイナーです。

また、初期モデルこそ直列4気筒エンジンが主流でしたが、後期型では伝統の直列6気筒エンジンを搭載するグレードが展開されています。

しかも1998年には最高出力を321馬力まで拡大した直列6気筒エンジン+5速MTを搭載する「Z3 M ロードスター」を発表。

コンパクト+ショートホイールベースのボディに、300馬力オーバーのシルキーシックスエンジンを搭載、しかもマニュアル車という、”超”が付くほどスパルタンな仕様でした。

「Z3」は中古車としての流通量も多く、現在も比較的手に入りやすいモデルです。

モデル 2.2i M ロードスター
全長×全幅×全高(mm) 4,060×1,740×1,280 4,035×1,740×1,265
ホイールベース(mm) 2445 2,460
乗車定員(人) 2 2
ラゲッジ容量(L)
エンジンの種類 直列6気筒DOHCガソリン 直列6気筒DOHCガソリン
排気量(cc) 2,171 3,245
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 125〔170〕 / 6,100 239〔325〕/ 7,400
最大トルク(Nm/rpm) 210 / 3,500 350 / 4,900
燃費(km/L) 10.4
車両本体価格 400万円 770万円

※それぞれ後期型・最終モデルの情報です。

i8 ロードスター

BMWのプラグインハイブリッドスポーツモデルの「i8」にも、オープンモデルがラインナップされていました。

独特なフォルムにガルウイングを装備。そしてオープンモデルという、スーパーカーとしての要素が十二分に詰め込まれた、まさに特別なモデルです。

そしてこのモデルは環境に配慮した「iシリーズ」であることを忘れてはいけません。

パワーユニットは直列3気筒エンジン+電気モーターという組み合わせ。

最高出力231馬力、0-100km/h加速は約4.6秒と、スポーツカーとしてのパフォーマンスを備えた上で、燃費は15.9km/Lを記録しています。※JC08モード燃費

数字だけで見ると最新のスポーツモデルと比べて見劣りするかもしれませんが、「i8」の魅力は、決して数字では語れないところにあります。

CFRPを随所に使った軽量ボディと、プラグインハイブリッドシステムを備えたエンジン。モーターショーに出展されたコンセプトカーが、そのまま市販されたようなフォルム。

BMW史上に残る名車と言えるでしょう。

モデル i8 ロードスター
全長×全幅×全高(mm) 4,690×1,940×1,290
ホイールベース(mm) 2,800
乗車定員(人) 2
ラゲッジ容量(L) 88
エンジンの種類 直列3気筒DOHCガソリン+モーター
排気量(cc) 1,498
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 170〔231〕 / 5,800
最大トルク(Nm/rpm) 320 / 3,700
燃費(km/L) 15.9※JC08モード
車両本体価格 2,276万円〜

※2020年最終モデルの情報です。

 

BMWの4人乗りオープンカーで、爽快感をプラスした駆けぬける歓びを

国産車ではほとんど販売されていない4人乗りのオープンカー。オープンカーブームが去った昨今、ラインナップがかなり少なくなりました。

しかしBMWでは、日本仕様の4、8シリーズで4人乗りのスポーツカーを展開しています。

ベースモデルのデザインを損なわないオリジナルなソフトトップを採用しているため、オープン状態でなくとも十分にご満足いただけます。

オープンカーならではの開放感のあるドライブは、走り好きのBMWファンの方の心を捉えるのは間違いありません。

今回ご紹介したモデルの中から、ぜひ気になるモデルを見つけてみてください。

Shonan/Toto BMWでは、現行モデルの試乗を承っております。

店舗によっては展示を行っていないモデルもございますが、あらかじめご予約いただければ、可能な限り手配をさせていただきます。

※実車確認や試乗をご希望の方は、下記の専用フォームよりお申し込みください。

Shonan / Toto BMW 試乗申込み

オープン状態でハンドルを握り、爽快感をプラスした「駆けぬける歓び」をご体感ください。

ライター情報

BMW Column編集部

BMW Column編集部です。 このコラムでは、車にまつわる情報、BMWに関する面白くてタメになる知識を発信していきます。ぜひ更新を楽しみにしていてください♪