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BMWをご存じの方であれば、どこかで「アルピナ(ALPINA)」という名前を聞いたことがあるかもしれません。
アルピナはBMWのハイエンドブランドに位置付けられる特別なモデル。もちろん日本でも高い人気があります。
しかしアルピナのモデルは生産台数が少なく、日本で実車に巡り合う機会は少ないため、どんなブランドなのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事は、BMWのアルピナについて、ブランドの特徴やBMWとの違い、現行で展開されているモデルをご紹介していきます。
アルピナとは
まずはアルピナがどのようなブランドなのか見ていきましょう。
元々はタイプライターの製造メーカー
アルピナの発祥は1951年。ドイツのDr.ルドルフ・ボーフェンジーペン氏が事務機器生産メーカーとして立ち上げたのが始まりです。
創業当初は高品質なタイプライターを世界中に流通させるメーカーとして成長を続けていました。
しかし1960年代に電気式のタイプライターが台頭し始めると、手動式タイプライターを生産していたアルピナの売り上げは徐々に減少。事務機器メーカーとしての立ち位置が危ぶまれていきます。
そんな中、Dr.ルドルフ・ボーフェンジーペン氏の息子であるブルカルト・ボーフェンジーペン氏は、精密機械作りのノウハウを生かし「BMW 1500」用の「ウェーバー・ツイン・キャブレター」の開発に着手し始めます。
若いエンジニア達の協力もあり「ウェーバー・ツイン・キャブレター」を搭載したBMWが発売されることになります。
当時のBMWの営業部門に属するパウル・Cハーネマン氏も「BMW 1500」の性能の高さに驚き、完成度の高いアルピナのチューニング車両にも、BMWと同等の車両保証を与えることを決めます。
50年以上にわたりBMWと友好関係を築き続けるブランドへ
1965年にアルピナは、BMWの高級自動車事業「アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限&合資会社(ALPINA Burkard Bovensiepen GmbH + Co KG)」を設立し、BMWをベースとしたアルピナモデルを本格的に生産するようになります。
アルピナブランドのBMWの歴史はここから始まります。
ちなみにBMWの伝説的な名車「BMW 3.0 CSL 」にも、アルピナの車作りの技術が大きく関わっています。
レース分野でも数々の栄光を獲得
アルピナの名前が広く知れ渡ったのは、レース分野での活躍も大きいと言えるでしょう。
アルピナは1968年からBMWの車両に専用チューニングを施しツーリングカーレースに参戦。1970年代はヨーロッパで開催された選手権で多くの勝利を収めることに成功します。
そして1970年代後半には、レース向けのコンプリートカーの開発にも着手。
当時の5シリーズをベースとした「B7ターボ」は、300馬力を発揮するエンジンと優れたハンドリング特性を持つシャシー、そして高い乗り心地も両立するモデルとして、世界中から人気を集めました。
ドイツの職人集団とも言える少数精鋭の生産体制
現在のアルピナの本社・製造工場はミュンヘン郊外にあります。
現在は全ての施設で約300名ほどのスタッフが働いており 、年間1,200〜1,700台生産された内の約2割が日本に輸出されています。
ちなみにアルピナはワインブランドとしても有名です。世界各国の上質なワインを輸入し、「アルピナワイン」としてドイツを中心とした高級レストランで振る舞われています。
2026年からはBMWの枠組みの中へ
アルピナは2022年に正式にBMWのグループの傘下に加わると、持ち前の高い技術力を生かし、BMWのハイエンドブランドの生産を担うようになります。
また、2025年限りでBMWとアルピナの協力関係は終了し、アルピナブランド単体としての生産活動は終了します。
ただし、アルピナの名前が完全に消えてしまうというわけではありません。
2026年以降はアルピナの商標権がBMWに移ることで、完全にBMWブランドの仲間入りを果たします。
もちろんこれまでのアルピナのパーツやアクセサリー、アフターサービスの生産も続けられ、ワイン事業も継続して行われます。
BMWとアルピナの違い
アルピナの各モデルは、BMWの各モデルをベースにしています。そのため、BMWに見慣れている方からすると、見分けが付きにくいと感じるかもしれません。
しかしアルピナにはホイールやグリル、エムブレムなどの内外装パーツに専用品が使われており、随所に”アルピナらしさ”があります。
ちなみに以前のアルピナモデルは、2種類の車体番号を持っていました。
上段のBMWの車体番号の上に「×」印が刻印され、その下にアルピナの車体番号が付けられる形となります。※現在のモデルではBMWの車体番号のみに統一されています。
それ以外にも、BMWとアルピナの違いがいくつかございます。
ボディデザイン
アルピナの各モデルのサイド部分には「アルピナ・デコセット」と呼ばれるゴールド/シルバーのラインと「ALPINA」の文字が入っています。
※一部のグレードには「アルピナ・デコセット」が採用されていません。
このラインは日本やイタリアなどの限られた国への輸出仕様でのみ採用されており、希少価値が高くなっています。
また、キドニーグリルや前後バンパーがアルピナ専用デザインに変更され、内外装共にアルピナの伝統色「アルピナ・ブルー」「アルピナ・グリーン」が設定されています。
クラシカルホイール
アルピナの各モデルには、20本のスポークが使用された専用ホイールが採用されています。
これは「真円を保つのに理想的なスポーク数は20本」という、アルピナの哲学を反映して作られたものです。
ちなみにこのホイールデザインは「ベスト合金ホイール」「ホイール・オブ・ザ・イヤー」も受賞しています。
古くから続くアルピナの伝統的なデザインのひとつだと言えるでしょう。
ロゴ・エンブレム
アルピナモデルには、専用のエンブレムも装着されています。
外枠に「ALPINA」の文字が入れられており、中央部分は赤色の背景にキャブレターのエアファンネル、青色の背景にはクランクシャフトが描かれています。
これはアルピナが自動車メーカーとして歩みだすきっかけとなった「BMW 1500」用の「ウェーバー・ツイン・キャブレター」のエアファンネルとなっています。
ちなみに背景色の赤は限りない情熱を、青は高い知性や志を表しています。
アルピナらしい、ラグジュアリーでプレミアムな自動車メーカーとして相応しいロゴデザインだと言えるでしょう。
ラインナップ
現在のアルピナのモデルは、以下のBMWのモデルがベースにされています。
- 3シリーズ(セダン/ツーリング)・・・B3
- 4・8シリーズ(グランクーペ)・・・B4 / B8
- X3・X4・X7・・・XD3 / XD4 / XB7
現在のラインナップには含まれていませんが、過去には5シリーズや7シリーズをベースにしたB5やB7も販売されていました。
また、E36型3シリーズをベースとしたB6は、現在も名車と言われるほど有名なモデルです。
Mモデルとアルピナの違い
アルピナは「メルセデスベンツ AMG」のような、スポーツ性能に特化したチューニングブランドとしてではなく、あくまでハイエンドなラグジュアリーブランドとして展開されています。
もちろんエンジンもアルピナ専用にチューニングされていますが、純粋なスポーツ性能で考えると、Mモデルの方に分があるかもしれません。
一方アルピナのエンジンは乗りやすさや快適性を重視したトルク重視の味付けとなっています。
アルピナとMモデルのエンジン性能も見比べてみましょう。
B3GT × BMW M3
B3GT(LIMOUSINE) | B3GT(TOURING) | BMW M3 セダン | |
エンジン形式 | 直列6気筒 | 直列6気筒 | |
排気量(cc) | 2993 | 2992 | |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 389 〔529〕 / 6250~6500 | 390〔530〕 / 6,250 | |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 2500~4500 | 650 / 2,750-5,730 | |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.4 | 3.5 | 3.5 |
B4GT × BMW M4
B4GT | BMW M4 クーペ | |
エンジン形式 | 直列6気筒 | 直列6気筒 |
排気量(cc) | 2993 | 2992 |
最高出力 (kW 〔PS〕/ min) | 389 〔529〕 / 6250-6500 | 390〔530〕 / 6,250 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 2500-4500 | 650 / 2,750-5,730 |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.5 | 3.5 |
B8 × BMW M8
B8 | BMW M8 グランクーペ | |
エンジン形式 | V型8気筒 | V型8気筒 |
排気量(cc) | 4394 | 4394 |
最高出力 (kW 〔PS〕/ min) | 457〔621) / 5500-6500 | 460〔625〕 / 6,000 |
最大トルク (Nm〔kgm〕 / min) | 800〔81.6) / 2000-5000 | 750〔76.5〕 / 1,800-5,860 |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.4 | 3.2 |
また、内外装もMモデルの方がシンプルでスポーティなデザインになっているのに対し、アルピナはホイールやグリル、バンパーなどといったパーツが高級感のあるものに変更されています。
Mモデルとアルピナの違いを一言で表すと、
- Mモデル・・・スポーツ性能を重視したハイパフォーマンスモデル
- アルピナ・・・ラグジュアリー性を重視したハイパフォーマンスモデル
と言えるでしょう。
BMWアルピナの各モデル
現在(2024年11月時点)のアルピナは、ガソリン、ディーゼルそれぞれ4車種、合計8車種を展開しています。
ガソリンモデル
- B3 GT
- B4 GT
- XB7 MANUFAKTUR
- B8
ディーゼルモデル
- D3S
- D4S
- XD3
- XD4
それぞれの特徴や詳細スペックも見ていきましょう。
ガソリンモデル
B3 GT
3シリーズをベースにしたB3 GTは、セダンとツーリングの2種類がラインナップされています。
Mモデルのような洗練されたボディデザインをしていますが、足元にはゴールドの20インチクラシックホイールが装着され、アルピナらしい高級感もあります。
エンジンはMモデルに搭載されている3L直列6気筒ガソリンツインターボエンジンで、ミッションはマニュアル変速機構付きの8速ATを採用。
パフォーマンスが高いお車ですが、乗り心地を考慮したセッティングとなっているため、身構えることなくお乗りいただけます。
初めてアルピナモデルにお乗りいただく方にもおすすめです。
B3GT(LIMOUSINE) | B3GT(TOURING) | |
全長×全幅×全高(mm) | 4725×1827×1440 | 4725×1827×1438 |
ホイールベース(mm) | 2851 | |
車両重量(kg) | 480 | 500~1510 |
ラゲッジ容量(L) | 1875 | 1945 |
エンジン形式 | 直列6気筒ガソリンツインターボ | |
排気量(cc) | 2993 | |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 389 〔529〕 / 6250~6500 | |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 2500~4500 | |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.4 | 3.5 |
価格 | 1,600万円 | 1,670万円 |
B4 GT
4シリーズグランクーペをベースとしているB4 GTは、先ほどご紹介したB3 GTよりもスポーティに仕上げられています。
エンジンの基本性能はB3 GTと変わりませんが、フロア剛性が高く、ワンランクハードなスプリングとダンパーも装着。タイヤもピレリがアルピナ用に専用開発したものが組み込まれています。
また、B4 GTのキドニーグリルは縦に引き伸ばされた形をしており、B3 GTと比べてフロントフェイスの印象も異なります。
スポーツクーペがお好みの方におすすめのモデルだと言えるでしょう。
B4GT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4800×1850×1440 |
ホイールベース(mm) | 2856 |
車両重量(kg) | 1965 |
ラゲッジ容量(L) | 470~1290 |
エンジン形式 | 直列6気筒ガソリンツインターボ |
排気量(cc) | 2993 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 389 〔529〕 / 6250-6500 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 2500-4500 |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.5 |
価格 | 1,660万円 |
XB7 MANUFAKTUR
XB7はBMWのフルサイズSUVであるX7をベースにしたモデル。MANUFAKTURは、その特別仕様車となります。
限定カラーの「アルピナ・ブルー」「アルピナ・グリーン」の設定はもちろん、新たに「ブラックライン」と「アルミニウムサテンライン」のトリムデザインも設定されています。
また、23インチの大型クラシカルホイールにはアルミニウムサテン仕上げが施されています。
さらに、エンジンの最高出力621馬力、最大トルク81.6kgmと、圧巻の性能を発揮。あらゆるシーンを駆け抜けられる最高級SUVに仕上がっています。
XB7 MANUFAKTUR | |
全長×全幅×全高(mm) | 5180×2000×1835 |
ホイールベース(mm) | 3105 |
車両重量(kg) | 2660 |
ラゲッジ容量(L) | 750~2120 |
エンジン形式 | V型8気筒ガソリンツインターボ |
排気量(cc) | 4394 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 457〔621〕 / 5500~6500 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 800〔81.6〕 / 1800~5400 |
0-100 km/h加速 (秒) | 4.2 |
価格 | 2,950万円 |
B8
BMWの8シリーズグランクーペをベースにしたモデルで、現在のアルピナモデルの最上位モデルです。
美しさを追求したボディにはアルピナ専用のエアロスポイラーが装着され、キドニーグリルには光ファイバー技術を用いた「アイコニック・グロー」も採用。暗闇の中でもはっきりと存在感を放つ仕様になっています。
また、V型8気筒のツインターボエンジンからは圧巻の621馬力が出力。高域まで滑らかに回るエンジンサウンドもお楽しみいただけます。
最高級のアルピナをお探しの方は必見です。
B8 | |
全長×全幅×全高(mm) | 5090×1930×1430 |
ホイールベース(mm) | 3025 |
車両重量(kg) | 2140 |
ラゲッジ容量(L) | 440 |
エンジン形式 | V型8気筒ガソリンツインターボ |
排気量(cc) | 4394 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 457〔621〕/ 5500-6500 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 800〔81.6〕/ 2000-5000 |
0-100 km/h加速 (秒) | 3.4 |
価格 | 2,825万円 |
ディーゼルモデル
D3S
BMWの3シリーズセダン/ツーリングのディーゼルモデルをベースとしたモデルです。
重量感のあるミドルクラスのボディに、アルピナの専用スポイラーやテールエンドが組み込まれ、心臓部にはマイルドハイブリッド付きのディーゼルエンジンを搭載しています。
ディーゼルの高トルクに加え、マイルドハイブリッドがエンジンを後押ししてくれるため、走り出しのアクセルレスポンスはかなり軽快。巡航走行もストレスなく行えるため、長距離移動が多い方にもおすすめです。
もちろん限定カラーの「アルピナ・ブルー」「アルピナ・グリーン」も設定されています。
D3S(LIMOUSINE) | D3S(TOURING) | |
全長×全幅×全高(mm) | 4723×1827×1440 | 4723×1827×1438 |
ホイールベース(mm) | 2851 | |
車両重量(kg) | 1950 | 2020 |
ラゲッジ容量(L) | 480 | 500~1510 |
エンジン形式 | 直列6気筒ディーゼルツインターボ+電気モーター | |
排気量(cc) | 2993 | |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 261 〔355〕 / 4000~4200 | |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 1750~2750 | |
0-100 km/h加速 (秒) | 4.6 | 4.8 |
価格 | 1,325万円 | 1,365万円 |
D4S
4シリーズグランクーペをベースとしたD4Sは、パワフルでスポーティな性能を求める方向けのモデルです。
搭載されている直列6気筒ディーゼルツインターボエンジンは、、Mシリーズを上回るトルクを発揮。伸びやかな加速フィールが味わえます。
鋭い加速が味わえますが、足回りはD3S以上にしなやかに作られているため、ゆったりとしたドライブも楽しめます。
また、切長のヘッドライトやバンパー下部まで引き伸ばされたキドニーグリルが採用され、スポーティな見た目なのもポイントです。
Mシリーズとは一味違った、大人仕様のスポーツグランクーペだと言えるでしょう。
D4S | |
全長×全幅×全高(mm) | 4792×1850×1440 |
ホイールベース(mm) | 2856 |
車両重量(kg) | 2020 |
ラゲッジ容量(L) | 470~1290 |
エンジン形式 | 直列6気筒ディーゼルツインターボ+電気モーター |
排気量(cc) | 2993 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 261 〔355〕 / 4000~4200 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕 / 1750~2750 |
0-100 km/h加速 (秒) | 4.8 |
価格 | 1,400万円 |
XD3
XD3は、X3のディーゼルモデルをベースとしています。
「ALPINA」のロゴ入りのフロントアンダースポイラーや4本出しのテールエンドなど、随所にスポーツらしさが感じられるデザインに仕上がっています。
また、エンジンはX3 M40dをベースに、15馬力ほど引き上げられたアルピナ仕様で、マイルドハイブリッドシステムと8速スポーツATも組み合わされています。
ディーゼルであることを忘れるほど滑らかな回転フィールを持ち、アクセルを踏む楽しさも味わえます。
日常でも使いやすいディーゼルSUVをお求めの方は要チェックです。
XD3 | |
全長×全幅×全高(mm) | 4730×1895×1675 |
ホイールベース(mm) | 2865 |
車両重量(kg) | 2120 |
ラゲッジ容量(L) | 550~1600 |
エンジン形式 | 直列6気筒ディーゼルツインターボ+電気モーター |
排気量(cc) | 2992 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 261〔355〕/ 4000~4200 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 730〔74.4〕/ 1750~2750 |
0-100 km/h加速 (秒) | 4.9 |
価格 | 1,328万円 |
XD4
XD3のクーペ版とも言えるXD4は、よりハイパフォーマンスな仕様になっています。
アルピナの中では初となるクーペSUVのX4をベースに、アルピナ独自のパーツが組み込まれています。
また、内装はヴァーネスカレザーのフロントシートが標準装備されており、落ち着いた雰囲気となっています。
心臓部には低圧・高圧タービンを2基ずつ備えたクワッドターボを搭載。XD3と比べて40馬力ほど出力が高くなっています。
また、足回りには、低重心化を図ったアルピナ専用のスポーツサスペンションも搭載。ハンドルを切った際の反応の良さも一級品です。
クーペスタイルの高級SUVをお探しの方にぴったりの一台だと言えるでしょう。
XD4 | |
全長×全幅×全高(mm) | 4765×1930×1620 |
ホイールベース(mm) | 2865 |
車両重量(kg) | 2120 |
ラゲッジ容量(L) | 525~1430 |
エンジン形式 | 直列6気筒ディーゼルクワッドターボ |
排気量(cc) | 2992 |
最高出力 (kW 〔PS〕 / min) | 290〔394〕/ 4000~5000 |
最大トルク (Nm〔kgm〕/ min) | 800〔81.6〕/ 1750~3000 |
0-100 km/h加速 (秒) | 4.6 |
価格 | 1,570万円 |
BMWアルピナはShonan/Toto BMWの各店舗でもお求めいただけます
長きに渡りBMWとパートナー関係を結んできたアルピナ。
現在のアルピナモデルは、ラグジュアリー志向にチューニングされたハイエンドモデルとして展開されており、BMWのモデルとは一味違った魅力を持ちます。
今回ご紹介したアルピナの各モデルは、Shonan/Toto BMWの各店舗でもお求めいただけます。
もちろん各モデルにはBMWの保証やメンテナンスサービスが付帯します。
特別なBMWをお探しの方は、ぜひアルピナモデルもご検討ください。
Shonan/Toto BMW BMWアルピナ取扱店
- Shonan BMW 東戸塚本社
- Shonan BMW 藤沢支店
- Shonan BMW 港南支店
- Toto BMW 西東京本社
- Toto BMW BPS 東大和
アルピナ車の展示・詳細情報は、各店頭までお問合せください。