【BMW X1】特徴や歴代モデルの変遷、現行ラインナップを紹介

世界的なSUV(BMWではSAV=スポーツ・アクティヴィティ・ヴィークルと呼ぶ)人気の中、BMWのラインナップでもSUVであるXシリーズの人気が高まっています。

その中でも日本の道路交通事情にマッチしたX1シリーズの人気は高く、Xシリーズの全売上台数の半数を占めているというデータもあるほどです。

今回はそんなX1シリーズを、歴代モデルの変遷とともにご紹介してまいります。

 

 

BMW X1 の特徴

X1シリーズは1シリーズやフォルクスワーゲンのゴルフが属するCセグメントのSUVです。

ただ一般的なSUVに比べると全高が低めなこともあり、どちらかというと全高を高くしたステーションワゴンである「クロスオーバー」に近いモデルといえるかもしれません。

 

ボディサイズ、特に全幅が大きくなる傾向にあるSUVの中にあって、Cセグメントに属するX1シリーズのボディはコンパクト。

海外に比べ狭い道が多く、駐車スペースも広くはない日本の道路交通事情において、X1シリーズの取り回しの良さ、使い勝手の良さは抜群です。

 

もちろんBMWのモデルですから、走りのパフォーマンスも一級品で、FRレイアウトだった初代モデルは当然のこと、FFレイアウトとなった現行モデルであっても「駆けぬける歓び」を十二分に堪能することができます。

 

歴代のBMW X1

X1シリーズは初代と現行モデルでプラットフォーム、駆動方式など、大きな違いがあります。

初代BMW X1 (2009-2015年)E84型

初代X1シリーズは2009年のフランクフルトモーターショーでデビュー。

BMWのSUVとしてはX5、X3、X6に次ぐ4番目のモデルとなります。

 

X1と「1」のナンバーが用いられていますがプラットフォームはE90型の3シリーズです。

(初代1シリーズもプラットフォームはE90型の3シリーズ)

そのため性格としては3シリーズのツーリング(ステーションワゴン)をSUV化したモデルともいえます。

 

3シリーズとプラットフォームを共有しているためCセグメントに属するモデルとしては珍しくFRレイアウトを採用しており、そのことから走りを重視してBMWを選択する層から絶大なる支持を受けました。

 

SUVとしては全高が1,545mmと低く、日本の機械式駐車場に入るという点も人気のポイントでした。

 

駆動方式としてはFRモデルである「sDrive」と4WDモデルである「xDrive」があり、エンジンは直列4気筒の他、xDrive25iには3Lの直列6気筒エンジンを搭載しています。

【初代X1 sDrive18iのスペック】

モデル名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
X1 sDrive18i 4,454 1,798 1,545
エンジンの種類 総排気量(cc) 最高出力(hp/rpm) 最大トルク(Nm/rpm)
ガソリン 1,995 150/6,400   200/3,600

 

【初代X1 xDrive25iのスペック】

モデル名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
X1 xDrive25i 4,454 1,798 1,545
エンジンの種類 総排気量(cc) 最高出力(hp/rpm) 最大トルク(Nm/rpm)
ガソリン 2,996 218/6,100   280/2,500-3,500

 

2代目BMW X1 (2015年-現在)F48型

2015年にデビューした2代目F48型X1シリーズ最大のトピックは、駆動方式がFFとなったことでした。

F55型のミニクーパーやF45型の2シリーズアクティブツアラーなどと共通のプラットフォームが用いられたのです。

また4WDであるxDriveのシステムもビスカスカップリング方式に変更されています。

 

FFレイアウトとなったメリットは大きく、特に後席の居住性は大幅に向上。

センタートンネルは低くなり、大人がゆったりと寛げるスペースを確保できるようになりました。

ラゲッジスペースも通常の状態で505Lと先代モデルより85Lも拡大しています。

 

FF化したことの唯一の懸念は「BMWらしい走り」がスポイルされることでしたが、その心配は杞憂に終わります。

 

BMWは同じグループ内にFF車の代名詞「MINI」を抱えており、この時点でFF車作りのノウハウを大量に持ち合わせていたのです。

 

結果として2代目のX1シリーズはFRだった先代をも上回る運動性能を得、ハンドルを握るBMWユーザーを楽しませています。

 

現行モデルはガソリンエンジンのFFとディーゼルエンジンの4WDの2本立て

現行モデルはガソリンエンジンのFFとディーゼルエンジンの4WDの2本立てです。

FFモデルのX1 sDrive18iは直列3気筒ガソリンエンジンの軽快な走りが魅力。

一方4WDモデルのX1 xDrive18dはディーゼルエンジンの分厚いトルクがSUVらしい力強い走りを実現しています。

【X1 sDrive18iのスペック】車両本体価格¥4,860,000(税込)

モデル名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
X1 sDrive18i 4,455 1,820 1,610
エンジンの種類 総排気量(cc) 最高出力(ps/rpm) 最大トルク(Nm/rpm)
ガソリン 1,498 140/4,600   220/1,480-4,200

 

【X1 xDrive18dのスペック】車両本体価格¥5,550,000(税込 M Sport)

モデル名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
X1 xDrive18d 4,455 1,820 1,600
エンジンの種類 総排気量(cc) 最高出力(ps/rpm) 最大トルク(Nm/rpm)
ディーゼル 1,995 150/4,000   350/1,750-2,500

 

 

まとめ

Xシリーズの中で最もコンパクトなX1シリーズは、日本の道路交通事情にマッチした使い勝手の良いSUVモデルです。

FFレイアウトによる広い室内とBMWらしい気持ちの良い走り。

ぜひ一度ショールームにお越しになって試乗をし、X1シリーズの素晴らしさを味わってみてください。

ライター情報

BMW Column編集部

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